小西 康貴(Konishi Yasutaka)
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皮膚感覚を持ったバーチャルヒューマンに関する研究
最近のエンターテイメント分野を取り巻く現状はめまぐるしく変化している。
特にここ10年のエンターテイメント分野の進歩は子供の遊びそのものに対して大きな変化を及ぼし始めていえるだろう。
これらの変化に対し、本研究室を初めとした多くのVR研究室で多くの仮想空間上の物体に干渉できる環境を作られてきた。
私はその環境を活かしたバーチャルヒューマンとのスキンシップがやりたいと常々考えてきた。
ヒトは皮膚に触れられれば知覚し、そこに注意を向けることで相手へ何らかの反応を返してくれる。
子供同士の友情を深めるのにもこの『スキンシップ』というのは大きなファクターではないだろうかと私は考えている。
ならばバーチャルヒューマンにも皮膚感覚を持たせることで、ヒトに対して何らかの愛着や楽しみというものを持たせられるのではないだろうか。
そこで本研究ではバーチャルヒューマンにも皮膚感覚を持たせることで、従来のキャラクタよりも高い好感が持てる生きたキャラクタの生成、また同時に従来のVR研究で行われているヒトへの力覚・触感のフィードバックだけでは分からないリアクションを通してのみ、得られる情報というものを調査してみたいと考えている。