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新着情報

ZDNetに記事

エンタテイメントコンピューティングでの発表の様子がZDNetの記事になりました.

実験報告

2003年1月25日(土)・1月26日(日)、かぐら・みつまたスキー場(空いていれば,メインゲレンデ-ゴンドラコース、混んでいれば田代の空いてるコース)で実験を行う予定です.
声をおかけいただければ,体験していただくこともできると思います.

25日はかぐら第1高速リフトが動いていなかったので,石打丸山スキー場で, 26日はかぐら田代スキー場で実験しました.
今回は,MicroOptical社のINSTRUMENT VIEWER Model SV3(多分)を東大の稲見さんにお借りしたため,通常の視野をほとんど失わずに,映像を見ることができました.
また,カメラをとめる竿の根元に蝶番とゴムによるダンパをつけたところ,画像の揺れがずいぶん少なくなり,見られるようになりました.
今回で被験者が石島君,坂柳君,稲見さん,石井先生(富山大)の4名になりました.

今回の映像

長谷川HMD映像
石井さんHMD映像
長谷川HMD映像
長谷川外から取った映像
稲見さんHMD映像
稲見さん外から取った映像
稲見さんHMD映像

研究会でデモ展示しました

2003年1月14日に, エンタテインメントコンピューティング2003という研究会でデモ展示発表をしました.
多くの方にシステムと滑っている様子(ビデオ)を見ていただくことができました.

背景

私が唯一得意で大好きなスポーツはスキーです.バーチャルリアリティの次にスキー好きだと思います. 一番好きなものと二番目に好きなものを混ぜてみました.

目的

スキーをもっと楽しくすること. とりあえず,自分の滑ってる様子をリアルタイムに見てみたくなったので作りました.
スキー教室でもビデオで取って後で見るくらいに,滑っている姿を見ることは重要です. でも,ビデオではその場では見れません.その場で見れたらもっと効果的では?と思い作ってみました.
裏の(本当の!?)目的は研究費でスキーをすること...今のところできていません.この話で予算が取れれば...
i-grass!などを含めてすべて私物・自費です.総工費 = 1.5万円 + i-grass でした. i-grass は IVRCに参加したときに使ったものを使いました.

システム構成


実験の様子

いつもスキーに一緒に行く石島君に協力してもらいました. MPEGビデオです.
滑っている様子 hase
HMDの映像 hase@急斜面
HMDの映像 hase@緩斜面
滑っている様子 ishijima
HMDの映像 ishijima

結果

残念ながら,滑りながらシステムと滑り両方に頭が回らなかった. システムのことは考えずに,すべりに集中して見たい.
石島君はストックが下がっていることに気が付いたそうだ. かろうじて一応役に立った
あとでビデオを見たところ,石島君に比べて上半身がゆれてしまっていることが判明.

3度目になり,ようやく滑りに集中できるようになった.
HMDの映像だけで滑ることもできた.制振機構が働き,揺れが少なくなった効果も大きいと思う. 今回,被験者が2名増えたが,
はじめて目が見えるようになった気分(石井さん)

被験者の主観報告として述べるとスキーの後ろ側が開き,腰が落ちていているのを滑りながら確認し,その場できちんと修正することが出来ました.もちろんこぶではカメラ映像なんて見る余裕がありませんでしたが.
ただ,カメラ位置がもう少し離れ,もう少し広角になった場合には,カメラ映像「のみ」でも滑り続けることが可能な気がします.

次はやはりZMPをリアルタイムに見ながら滑りたいですね.」
(稲見さん)
という報告を得た.
長谷川の場合あまり効果がないのは,どう滑ったら良いのかイメージが無いためと思われる.上手な人のすべりを観察したり,スクールに入って指導員にきちんと見てもらい,良い滑りのイメージを作る必要があるようだ.

今後の方針

去年は,
第3者視点の映像をHMDに出すだけでは,いまいちすべりに生かせない. 実写映像を理解するためには高度な処理が必要なので人間がリアルタイムに処理できないからだ.
そこで,もっと簡単な情報を,シンプルなCGで表示してみたい.
たとえば靴と板の間に力センサを仕込んで, スキー板にかかる反力の重心位置(=ZMPの位置)をHMDに表示したり, 板のしなり具合やひざの曲がり具合などをCGで表示してみたい.
ついにリブレットを背負ってすべるのか? とりあえず来シーズンに期待.

と思っていましたが,ビデオを見たりして,良く考えてみると,画像の揺れが激しいことが大きな問題だと思いはじめました. そこで,揺れ防止機構を入れて,再度このシステムを試してみることにしました.

連絡先

体験したい!などのご要望,こうした方が良いのでは?などのご意見は, hase @ hi.pi.titech.ac.jp までメールしてください.

スキーの研究へのリンク

スキーがどのように研究されているかを少しだけ調べてみました.
日本スキー学会
体育学、社会学、心理学、医学などからのスキ-研究や、スキー経営学、スキー工学などの視点からの研究等、幅広い学問領域を持つものにしたいということです.
東京理科大学 伊藤研究室(原田研究室)OBの江川さんのスキー体感シミュレータ研究
動力を使っていないながら,機構が良くできているように見えます.スキーの感覚がどの程度再現できるものなのか,体験してみたいです.
清水史郎先生のスキーロボット
「股関節の回旋(太もものひねり)がスキーの基本姿勢や基礎回転技術の最も大事な動作要素です。スキーロボットを見ているとスキー技術のポイントが見えてきます。」ということです.
スキー技術のポイントが分からず,自分の姿を見てもどうしてよいかわからない長谷川としては,ロボットの動きをみて研究したいところ.
電通大スキー科学研究会
毎年菅平で,スキー科学セミナー を開いているようです.なぜスキーが滑るか,雪とはどんな物質かというような基本的な問題も議論しているようです.